エッグアートとは、卵の殻に装飾を施した美術工芸品の総称。欧米ではアートとして古くから親しまれてきた。エッグアートには、主に鳥類の大小様々な卵が用いられる。上の写真の左から3番目が鶏卵(ジャンボサイズ)。 エッグアートが日本に 初めて紹介されたのは、今から30年以上も前のこと。だが、その認知度は未だ高いとは言えない。
そうしたなか、エッグアートの素晴らしさを一人でも多くの方に伝えようと、作品づくりや展示会、講習会に励んでいるのが、エッグアーティストの遠藤一恵だ。上の手前の作品は遠藤によるもの。遠藤は主に右端のグーズエッグ(ガチョウの卵、Lサイズで外周約10インチ)を用いている。

遠藤一恵「スノーオブジェⅠ」(2013年)
H260 × W200mm
※左は全体像、右は作品した部分の拡大
遠藤が作品によく用いるモチーフの一つは、「雪の結晶」。
卵の殻のなんと半分以上が大胆かつ丁寧にカットされ、繊細な装飾が施されている。構想に1ヶ月、制作にさらに1ヶ月。華奢な卵の殻が、遠藤の根 気と集中力によって、華美なアートに生まれ変わる。
この作品の装飾にはスワロフスキーやゴールドコード、レース等を用いている。

遠藤一恵「玉手箱」(2016年)
H170 × W150 × 170mm
遠藤は、エッグアートの伝統技法を守りながら、「日本」を感じさせる作品作りにも取り組んでいる。
きっかけは、正絹の縮緬の古布を用いた細工物を手にした時。古布の鮮やかな色合いをどうバランス良く配色するか? それが「和のエッグアート」の難しいところであり、そしてまた楽しいところでもあると微笑む。 すべては一人でも多くの方に、エッグアートの素晴らしさと出会っていただくために。 遠藤の想像力という玉手箱の中から、次はどんな作品が産み出されるのだろうか。


エッグアーティスト

横浜市に在住時エッグアートレッスンを受ける。結婚により石川県金沢市・兵庫県西宮市に転居しながらエッグアート活動を続ける。現在、レッスン・講習会・作品展・作品販売 等、エッグアート活動を行っている。神奈川県横浜市在住。
Eggs For You 主宰( 1999 年〜2006 年)、エッグアートティアラ主宰(2006 年 3 月〜)、日本エッグアート協会講師会員(役員 2006 年〜)、インターナショナルエッグアートギルド会員。東京女学館短期大学卒。

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