「神の手 ● ニッポン展2 @名古屋」START!!! 見どころを現地からREPORT!!!
昨日10/6(金)より12/3(日)まで
テレピアホールにて開催される「神の手 ● ニッポン展2 @名古屋」。
昨年、ホテル雅叙園東京の百段階段にて開催された同展よりも、
各アーティストの新作や大作が増え、
「一段とスケールアップしている!」というのが第一印象です。
本日は、会場の様子をご案内するともに、数ある展示作品の中から注目作をご紹介します。
まず、会場に入ってすぐ、物販コーナーの左手に設けられた「撮影OKコーナー」。
本池秀夫氏を除く4アーティストの作品が展示されており、
自由に撮影してblogやSNSにアップすることができます。
*本池秀夫氏の作品との記念フォトスポットは展示会場内にあります。(後述)
水引工芸家・内野敏子さんの作品
エッグアーティスト・遠藤一恵さんの作品
立体間取りアーティスト・タカマノブオさんの作品
ペーパーアーティスト・中山ゆかりさんの作品
展示会場内に入ると、まず内野敏子さんの水引作品がお出迎え。
注目作は、今回名古屋展のために特別に制作した「金鯱」。
8月に初めて名古屋城を訪れ、資料を集め、取材を重ねて作り上げた力作で、
伝統的な結びを生かした構造になっています。
内野さん曰く「360°、上から横から覗き込んでご覧いただきたい」そうです。
また、「金鯱」制作過程におけるラフスケッチや
試作、工具等も展示されています。
続いて遠藤一恵さんのエッグアート。
大作から、息を呑むほど繊細な作品まで展示されています。
見どころは、雅叙園でも人気を集めたスノーシリーズ。
新作も加わって輝きがさらに増しています。
そしてタカマノブオさんの作品群。
映画やアニメの主人公たちの家、全19邸からなる一大住宅展示場です。
注目作は、坂本龍馬襲撃の旅籠「寺田屋」。
動きを感じる作品とするために「カットモデル」と呼ばれる
構造体を敢えて見せる手法を用いたそうです。
また「亀有公園前派出所」も、様々なドラマに満ちた楽しい作品となっています。
続いて中山ゆかりさんのペーパーアート。
名画の登場人物たちが動物や妖精に置き換わった中山ワールド。
代表作の一つである「春〜プリマヴェーラ」は、ガラスケース無しで展示されています。
紙の質感を活かした、やわらかでやさしい世界を十二分にご鑑賞いただけます。
そして最後を飾るのは、本池秀夫さんのレザーアート。
圧巻は高さ2mを超える実寸大の「サラブレッド」。
また、一角には記念フォトスポットが設けられ、
本池さんの作品「オランウータンの親子」と椅子に座って
記念撮影をすることができます。
なお本池さんの作品展示は10/29までで終了し、
12/3からは墨絵アーティスト「西元祐貴」さんの作品展示となります。
どうぞお見逃しなく!
さらにこれで終わりと思いきや、最後の最後に第一期神の手アーティスト4名
〜ペーパーアーティストの太田隆さん、ジオラマアーティストの山田卓司さん、
ビーズアーティストの金谷美穂さん、ミニチュアハウスアーティストの島木英文さんの
作品展示があります。
昨年話題となった太田隆さんの作品「いりゃあせ名古屋城へ」。
昨年はなかった、今年できたばかりの島木英文さんの新作「京町家 長江家住宅」。
全作品をじっくり見ると、かなり時間を要します。
また物販コーナーにも各作家のポストカードやアート体験キットなど
アーティスティックな商品が勢揃い。
余裕を持ってお越しくださいませ。