第2期神の手アーティストの一人、立体間取り作家タカマノブオさんによる作品展「映画やアニメの間取り模型展」が9日から21日まで、東北電力女川原発地域総合事務所=女川町女川=で始まっています。
*問合せは同事務所(0225-54-3387)まで。
昨年、タカマさんは、サイト「READYFOR」において、「東日本大震災復興応援プロジェクト<映画やアニメの間取り模型展>を仙台で開催」することを目指し、クラウドファンディングに挑戦。無事成功させました。
タカマさんはFACEBOOKで次のように述べられています。
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いよいよ本日10時から。被災された小さな港町から笑顔を届けます。
2年前に東北での作品展を企画したいと思い立ち、直接津波の被害を受けた場所と、集客が見込める都市の2ヵ所を計画したが、入場は無料とする大原則があって断念し、杜の都仙台市で会場を探し始めた。
同時に、少なく見積もっても100万円はかかる開催資金をどう工面するかを考え、東北の企業スポンサーを当たることにしたが、全く無名の模型作家に簡単に協力してくれるほど世の中甘くない。
知人たちの勧めでクラウドファンディングに初挑戦するも、新型コロナウイルスが蔓延し世界中の経済が大打撃の流れに。
そんな中でも募金活動に専念し、地元のショッピングセンターでも協力をお願いしながら、約130万円の資金を集めることが出来た。
同時に支援いただいた方へのお返しとして初の作品集編集を実施。この作業にも多くの方々の愛と力をいただき「妄想建築」が完成した。
仙台市内で理想的会場が見つかり準備を進めていた頃、願ってもない話が舞い込んできた。東北電力さまから、女川で展示会を開催してもらえないか?との打診。
計画の前倒し開催ということになるが、本来の希望が予期せず実現することとなった。
これまで、沢山の方々に助けていただき、本日開催初日を迎えることが出来た。ただただ感謝の言葉しかない。
東北に笑顔の花が沢山咲いて欲しいと願う。
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女川での模型展は、3月21日(日)まで。会場は10時〜16時。
そして会場を仙台「東北電力グリーンプラザ」に移し、3月23日(火)〜28日(日)に、同タイトルの模型展が開催されます。こちらも入場無料です。