あと8日です、「神の手●ニッポン展@名古屋」まで。 本日は参加アーティストの中から、立体切り絵のプリンセス・SouMaさんを紹介します。
6月になってから日本経済新聞、複数の地上波、ネットTVまで、メディア露出が続き、すっかり全国区となった感もあるSouMaさん。今回、@名古屋では13作品を展示します。
作品「Garden」(部分)
メディアでは、レースのような繊細さが魅力の「Garden」、夢のなかでバレリーナが軽やかに舞う「自由」といった作品を取り上げられることが多いのですが、ここではそれらと比べて一見地味な「腕時計」という作品をご紹介したいと思います。
作品「腕時計」
平面である紙が、どのように切り出され、折り込まれて、立体作品となっていくのか。
切り抜かれて捨てられるはずだった部分をあえて残すことで、すべての作品が1枚のつながった紙で切り出されているSouMaさんならではの作品工程が如実にわかるからです。
まず最初に、この作品を見ることをおすすめします。
優れた彫刻家は「大理石の塊の中に、すでに彫られるべき像の姿が見えている」と言いますが、一枚の紙に対峙したときのSouMaさんの脳裏もそれに近いのかもしれません。
SouMaさんは日本経済新聞のインタビューで次のように語っています。
「緻密に作りこんでいるように見えるかもしれないが、設計図があるわけではないので、自分の感覚で自由に作っていけるのが楽しい」
「実際に、切り抜いた部分を重ね合わせて少しさみしく見えるときは、つながっている紙の余った部分を使って、新しく層を加えることもある」「作ろうと思えば、紙がある限り作れてしまう」と。
エントランスに飾られる撮影可能な作品は「紙の首飾り」。ファインダーのなかに現れるズーム画像に、きっと感嘆されるはずです。まさに「人間技とは思えない」と。
作品「紙の首飾り」(部分)
またSouMaさんが開場入りし、作品紹介や思い入れ、苦労話までを語るギャラリートークは、以下のスケジュールで予定しています。ファンの方はぜひ。
8/13(土)14(日)①13時~ ②15時~
※都合により変更となる場合がありますこと、予めご了承ください。
SouMaさんの作風や作品を紹介したYouTube動画もぜひご覧ください。(数分です)
https://www.youtube.com/watch?v=Kf2sdCFYyqU
また先日、AbemaTVに生出演したときの動画がアップされていました。
>AbemaPrime ネットで話題「奇跡の切り絵」
https://www.youtube.com/watch?v=GmXYYTgr1NA&spfreload=10
お得な前売券も今なら間に合います。
http://tokai-tv.com/events/kaminote/
明日は、情景王・山田卓司さんを紹介します。
カテゴリー:ARTIST, EVENT, SouMa, 名古屋, 第一期神の手アーティスト