いよいよあと1週間です、「神の手●ニッポン展@名古屋」まで。 本日は参加アーティストの中から、情景王・山田卓司さんを紹介します。
情景王・山田卓司さんの作品といえば、あなたは何を思い浮かべるでしょうか?
伝説の番組「TVチャンピオン」のプロモデラー選手権の決勝ラウンドで製作された昭和の情景の数々でしょうか?
それともガンプラや特撮モノ、ミリタリーモデルでしょうか?
神の手ニッポン展@名古屋では、多岐にわたるジャンルで活躍されている山田卓司さんの14作品を展示します。
「おつかいのおもいで」
テレビ東京「TVチャンピオン・第5回全国プロモデラー選手権」優勝作品です。
山田さんは「温かい人々の気持ちを表現したくて、誰かを助けてあげるドラマを考えていたら、交番をおまわりさんを思い付きました」と振り返ります。
また、同じく「TVチャンピオン」番組200回記念スペシャル企画で製作された作品「バス停留所」も展示されます。
「破壊神」
ゴジラは凄い迫力です。また、ガメラ2 ガメラ対レギオンの「足利決戦」のジオラマも展示されます。
「足利決戦」は撮影OKのエントランスに展示される予定ですので、好きなアングルでどうぞ撮影を楽しんでください。
「繭」(映画「エイリアン」から)
「追撃」
また、ガンダム「ジオン公国軍 ランバ・ラル独立遊撃隊」も展示されます。
その他にも、2014年「あしたのジョー、の時代展」のために製作されたジオラマ「泪橋の丹下拳闘クラブ」、作品集「情景王第二集」の表紙に用いられた「家族2」など、幅広いジャンルからの展示となります。
かつて山田卓司さんはこう述べられています。
「もともとプラモデルなら何でも作っていたので、雑誌の仕事でも様々なジャンルのものを作ってきました。AFV(装甲戦闘車両)はもちろん、映画関係、恐竜や怪獣、そしてガンダム。
節操がないと思われるかもしれないけど、僕は根っからの模型ファンだから、興味のあるものは何でも作りたいと思っちゃうんですよ」
「よく“情景模型”とな何かと聞かれるんですが、私にとってのキャンバスなのかなと思っています。自分のやりたい事や思いを描くためのキャンバス、という感じです。
いつの頃からか、人間を描きたいという意識は強くなりました。ジオラマっていうのは“一人特撮”というか、人形や乗り物、建物も全部自分で作って特撮映画を再現するようなものでしょう。
だから、そこに人間のドラマを盛り込みたいということはいつも考えています。人形とかフィギュアじゃなくて、“人間”を表現したいんですよね」
(HOBBY JAPAN 「山田卓司 情景作品集 昭和ノスタルジーの世界」より)
それぞれの作品のクオリティを思う存分ご堪能ください。
また山田卓司さんが開場入りし、作品紹介や思い入れ、苦労話までを語るギャラリートークは、以下のスケジュールで予定しています。ファンの方はぜひ。
8/ 6(土) 7(日) ①13時~ ②15時~
※都合により変更となる場合がありますこと、予めご了承ください。
山田卓司さんの作風や作品を紹介したYouTube動画もぜひご覧ください。(数分です)
https://www.youtube.com/watch?v=EqIwCHu6DUk
お得な前売券も今なら間に合います。
http://tokai-tv.com/events/kaminote/
明日は、ゲストアーティストの安部朱美さんを紹介します。
カテゴリー:ARTIST, EVENT, 名古屋, 山田卓司, 第一期神の手アーティスト